幻の大長谷輪かんじき/平成27年販売中止・少数しか作れない理由

幻の大長谷輪かんじき/平成27年販売中止・少数しか作れない理由

平成27年度

大長谷輪かんじき販売中止

来年にお願いします。

購入問合せ

大長谷交流センター:076-458-1400

価格:6,300円(平成27年1月現在)

長さ36㎝程度(大人用)

今年(平成27年)度は、ネット販売はいたしておりません

140116_かんじき

雪国で雪上を歩くために昔から使われてきた日本の伝統、

「かんじき」。

「和かんじき」

とは書かずに、

「輪かんじき」

と称するのが本当らしい。

img_0078

富山県富山市八尾町大長谷地区で

昔から作られた「大長谷輪かんじき」は、

下記の様な特徴がある

111211_かんじきいぶり灰1枠木を燻している様子

【材質】

1.枠木:黒もじ

(しなやかな曲線が表現でき加工が優位、他ではマンサクも利用)

大長谷独自の加工技術は、屑炭で燻して(焼いて)曲げること。

他の地域では、お湯で枠木を曲げ加工をしているが、お湯で曲げ加工をすると、使っているうちにソリがなくなってくる。

大長谷のかんじきは、屑炭で燻しているので、ソリがずっと保たれている。

120212_かんじき作り01

2.爪:ミズナラ

(堅すぎず、根ばりのある気の材質、スパイクの役割で、斜面のきつい場所でも滑らない)

平地部の輪かんじきは、爪がない。

爪があることで、山岳地帯のかんじきであるといえる。

大長谷の爪は、鋭利に削られている。

爪が、最小限の幅であるため、

鋭利な部分が洗練され美しくなっている

また、爪の加工が美しさだけではなく、

幅が狭いことで、幅紐のピッチが狭くなる。

幅紐のピッチが狭いことで、長距離の移動でも疲れにくくなり、

稜線を一日歩く猟にも適している。

輪作り 08_サイズ変更

3.本体の結束:マタタビ か サルナシ の蔓

(古来から芸術面を有していた大長谷では、

装飾的な趣向も凝らしている)

単なる生活品としてだけではなく、

大長谷輪かんじきが、装飾を許されたと想像する。

それは、大長谷が縄文時代より人が住み続け栄華と伝統を誇っていた浪漫なのかもしれない。


【その他】

かんじきは、履く機会は少なくなったけど、お守りとしてのミニチアかんじき

サイズ縦10㎝×横8㎝

※大長谷温泉及び交流センターにて限定販売されていましたが、今は作られていません。

img_0096


img_0094

※いつも大長谷・山里だよりをご貴覧くださりありがとうございます。

大変申し訳ありませんが、本ブログを見て、

仙人じいちゃんへの問いあわせが多数来ているそうです。

本人の希望により、今後氏名の記述は控えることとなりました。

また、大長谷かんじきが、来年確実に作られる予定はありません。

後継者不在で、来年作られなくなる場合もあります。

【SNS担当:稲垣】

 

下記 にほんブログ村 タグ に

1日1回のクリック協力

ぽちっとクリックお願いします<m(__)m>

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富山県情報へ にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ にほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログ 里地里山へ にほんブログ村

コメント機能はオフです。